
ネタバレ注意!
ネタバレ注意!
ネタバレ注意!
ネタバレ注意!
この記事は謎解きに関係ないよ!
さて、僕ことナマリカルテはこのゲームにおいて、初期アイディア、システムデザイン、キャラ設定、キャラの会話、メインストーリー、あの組織の動画やらホームページやら、おおよそ思い浮かぶ全てのことをやっています。
※素敵な音楽と素敵なグラフィックは僕ではなく、それぞれ「みをつくしさん」、「フォイさん」が担当してくれてます。
こんなにも密接にこのゲームと結びついた僕が制作中に感じた「感情」が結構あるので吐き出させてください。
ナマリカルテのキャラ創作事情
ナマリカルテは男を扱ったことがほとんどありません。これは完全に趣味であり、かなり強めの百合厨であることを考えると、絶望的です。でも、作品のアイディアを考えたときに、何故か「この作品は絶対男二人だな…」という確信があったため、共同制作さんたちには最初から男で行きたいとの旨を伝えました。俺に書けるのか?男が。
稲見という男
この作品を彩る代表格です。僕の初期構想の時点では「実は最後に主人公の味方であることが判明する、かなり見た目が胡散臭いシェアハウスしてる幼馴染がほしい」でした。既に結構揃ってますね。
ちなみにこの胡散臭さの初期想定は化物語の忍野メメです。ナマリカルテ、物語シリーズ好きすぎ…
残念なことにナマリカルテは「キャラクターデザイン」の能力が著しく低いため、これはイラストのフォイさんにかなり比重をおいてお任せすることになりました。

最初っからほぼできていますね。僕個人としては最初まだ迷うところだったのですが、結局白衣だけ追加してもらってほぼこの形で生まれます。今見ると稲見のデザインはあまりにもしっくり来ますね…
稲見が凄すぎるという事実
稲見の設定のほとんどは「ゲーム的な都合」でした。東大なのは検索性の良さ、料理好きも調味料に薬物隠すため、優秀じゃないと組織で上に立てないし、医学部じゃないと話が成立しない、あの写真を互いに持ってないと謎が成立しない…
やっているうちに「東大医学部の料理上手モテ男が友達のために全力で暗躍している」ということになってしまいました。これは初期構想ではほとんど存在しなかった設定なので、笑いました。必然性でこいつが生まれるのバグだろ。
ナマリカルテが意図的に用意したのは「敵か友達か分からない状態でプレイヤーをくらくらさせ、最後には友情が真実だと判明させる」というメインストーリーだけで、大体は走りながらどんどん設定を思いつくわけで、果たしてこれは俺が稲見を創作しているか、俺が稲見を創作させられているのか、主体客体がぐちゃぐちゃです。お前はただのゲームなのかい?
ナマリカルテが他に気をつけようと思ったいたことは「あざとくなりすぎないように」でした。ナマリカルテが男として考える男の友情の最大値こそ出力させましたが、それでもあざとすぎるところがあったらかなり書き直してました。かなり具体的な例としてはほっぺの線を消してもらったりしてました。
それでも、稲見は"癖"の男になってしまったようなのですが、絵師のフォイさんによる強めの圧と僕の調整が押しあった末の終着点がここだったということです。まあ、ギリセーフだろ…
犬神
こいつは最初から全く問題なくキャラデザは決まっていました。主人公みたいな顔にして、クマをつけてくれと言いました。
通話中にペイントで書いたんで記録が残ってないんですけど、確かこういう感じの仮絵を描きました。


なんか栗みてーな口の原型が残ってますね。
あとから生えてきた設定として、「正常時は元気いっぱいサッカー少年」「稲見とのキャンパスライフとのために1年全力で勉強して東大入ってる地味に超人」あたりでしょうか。お前、あんまサッカーの話しないでくれるか? ナマリカルテはサッカーを知らないんだからさ。
キャラクターが創造主を認知しているということ
僕個人が真に感情をかき乱されたのは、完全に犬神でした。このキャラクター、ナマリカルテを認識しているんですよね。これに関する僕の正直な最初の感想は「なんか書いてて恥ずかしい」でした。
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
↑やってること、これじゃないですか?
書いてる時に自意識が削られるんですよ。作中のキャラに自分のこと名乗らせるの恥ずかしっ!とずっと思ってました。
この段階まではまだマシだった…
犬神は生きている
キャラが生きてると勝手に動き出すみたいな現象ありますよね。犬神でも書いてるうちにだんだん手に馴染んでどんどん勝手に話すようになっていきました。こうなってくると、もはや恥はなく、現実にいるかのように感情移入できてきます。
それだと困るんだよな…
困ったことに犬神は作者を嫌っているという設定です。その描写を作者が書いてるわけで…。作者に勝手に書かれていることを犬神は嫌っているわけで…。という設定は作者が考えたもので…。
これはとんだ自己矛盾です。犬神をただの創作キャラクターだと感じていた頃には存在しない感情が湧き上がってきます。
ただ、作者が救いを求めるのはゲームデザインとして美しくありません。ゲームのクリア時に犬神がプレイヤーを認めるシーンがありますが、作者は最後まで嫌われっぱなしの敵です。
僕が僕の手で「犬神が作者も認めるシーン」は書けますが、それは描写の濁りです。そんなシーン、ゲームに必要なさすぎる。
そんなわけで、僕は永遠に「犬神なんて所詮俺が作り出した架空のキャラクターだから笑」みたいな"敵"のスタンスをやり続ける人生を送ることになりました。実際には犬神に結構愛着あるのに…
稲見と犬神の絵は、ぜひ描いてください
— ナマリカルテ/NamariKarte (@NamariKarte) 2026年3月24日
まあ犬神は二次創作されたことを認知するかもしれませんが 彼は所詮ただの創作キャラクターなので大丈夫です笑
↑一例
ナマリカルテは男を書けたのか。
実際には男のほうが遥かに書きやすかったです。やってみるもんだな。

























